NOVのうつ勝プロジェクト

うつは友達!うつと上手に付き合っていく方法をうつ病患者の立場から考えます。

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過去のうつと向き合う①

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ただ漠然と今を過ごしていても、うつとどう向き合えばいいか分からない。

 

そこで自分の過去のうつについて思い返して、何が原因でそうなったのか考えていきたいと思います。

 

原因が分かれば対処する方法も分かるはず理論ですw

 

とはいうものの自分の場合うつ病を発症したのが3回ほどあるので(うち一つは現在進行形)、1つずつ思い返していきたいと思います。

 

今日は初めてうつになった時のことを書いてみたいと思います。

 

【当時自分が置かれていた背景】

僕は大学で経済学について学んでいて、学業に専念していました。

。。。というのは嘘で、学生は学生だったのですが学業は1つのAより3つのC程度に考えて主にアルバイトに専念していました

 

アルバイトは塾の講師をしており、中学生に英語数学理科を教えていました。

 

文系なのに教えている教科がおかしいですよねw

 

でもまぁもともと数学が得意な文系くんだったので、自分で言うのもなんですが生徒にも生徒の親にも受けがよく、教室長に可愛がってもらってました。

 

集団授業だったので授業時間の2時間だけ教えていればよかったのですが、やっぱり教え子は可愛い!(間違っても性的な意味ではありません)

 

ですので模試や小テストで苦労している生徒は、授業前や授業後に呼んで個別に指導していました。

 

持ちコマがある日は大体5~6時間ほど塾にいて業務にあたっていました。

 

んで日によっては先生たちと飲みに行ったり、結構終電逃してましたねw

 

ちょうどその頃、就職活動が始まり、アルバイトと就活に追われバタバタしている日が続いていました。

 

【うつ発症】

それは前触れもなく訪れました。

 

ある日突然、何をするのも面倒くさくなったんですよ。

 

もちろん大学に行くのも(当時はもうゼミに入っていたのでほとんど授業はありませんでしたが)、就活することもw

 

ただ塾は自分が担任しているクラスもあったので、責任感から休まずに通っていました。

 

本末転倒www

 

当時はうつのことなんて全く知らなかったので、ただ嫌なことから漠然と逃げているだけ、なのかなと深くは考えていませんでした。

 

ゼミの友達はすごく心配してくれて、メールや電話をしてきてくれたのですが、もちろん拒否w

 

挙句の果てには自宅に手紙を書いて送ってくれました。

 

その手紙に、

 

精神科に行った方がよい

 

と書かれていました。

 

もちろん自分では猛反発ですよね。自分は正常だと思ってるから。

 

だってうつの自覚がないんだもんw

 

思い出して書き出してみると、もうこれ完全にうつ入ってますよねw

 

でもまぁ思うように身体が動かず、ダラダラと時だけが過ぎていました。

 

【うつ回復】

転機は急に訪れました。

 

家で飼っていた犬が体調を崩して、動物病院に連れて行きました。

 

診断方法というより担当してくれた獣医師がはっきり言って最悪でした。

 

一言でいうと金満主義w

 

実をいうと、僕は動物が大好きで獣医になりたいって思っていた時期がありました。

 

でもどうしても物理と化学が好きになれないw

 

それで泣く泣く潰しがきく(勝手に思い込んでましたw)経済学部に進学したんです。

 

こんなクソ野郎が憧れていた獣医だったなんて!!

 

言葉がめちゃくちゃ汚いですが当時の素直な感情ですw

 

そこで持ち前の無駄な行動力スキルが発動

 

自分が獣医になって困ってる動物を救ってやる!!

今から獣医学科を受験する!!

 

もちろん当初は親は猛反発!!

 

だってもうすぐ就職して独り立ちしてくれると思ってた息子が急に獣医になりたいですもんw

 

でも僕はあきらめずに、授業料の50万円だけ毎年貸してくれ、と頼み込みました。

借りた金は必ず働き出してから返す。

生活費は全部自分で捻出する。

 

そこで折れた親から妥協案。

 

大学は退学せず休学にしておいて、もし1年で合格しなかったら復学して普通に就職すること。

 

速攻大学に休学届を出して、受験勉強を始めましたw

 

予備校に通うお金などもちろんなく、本屋で参考書を見繕い、地元の公民館にこもって独りで黙々と勉強しました。

 

まぁ背水の陣で臨んでいるので集中力が違いますよね。

 

苦労のかいあり無事に合格。

 

ん?うつ病は??

 

知らないうちに回復してましたw

 

【経験からうつについて考える】

とまあ知らないうちに回復した第一次うつですが、当時の自分の置かれた状況を考えてみると一言でいうとストレスめっちゃたまってたということですかね。

 

当時は特になんとも意識してなかったけどストレス要因がいくつか、、、

 

1、アルバイト

楽しんでやってましたが、やはり生徒の成績を上げて結果を出したいとかなり気をもんで毎日過ごしていた気がします。

 

2、大学のゼミ

うちの大学は文系にもかかわらず、必ずゼミに所属し卒論を書き上げなければならないという感じでした。

今思い返してみると、なかなか思うように資料がまとまらず苦労していたような。。。

 

3、就活

これは体験した皆さんはわかると思いますが、ストレスですよねw

自己分析やエントリーシート、面接を重ねるごとに落ちたくないという焦り、かなりマイナスのパワーをもらってました。

 

まとめてみると、

アルバイト:プラス≧マイナス

大学:プラス≧マイナス

就活:プラス<マイナス

合計:プラス<マイナス=うつ

 

このように自分の中でなっていたのかもしれませんね。

 

そこにクソ獣医師wの登場により、

再受験:プラス>>>>>>>>>>マイナス

となって、総合的にプラスパワーとマイナスパワーの立場が逆転

気が付かないうちにうつ症状はなくなっていったのかと思います。

 

 

僕のうつエピソードいかがでしたか?

 

今思うとまったくたいしたことない、って感じですねw

 

就活に楽しさを見いだせていれば、就活項目のパワーバランスが逆転してうつにならず、普通に就職して働いてたと思います。

 

たいしたことないと思う方もいらっしゃると思います。

 

次回はこれよりややレベルが上がった僕のうつ体験を思い出して書きたいと思います。

 

それでは!!