過去のうつと向き合う②
スポンサーリンク
前回は自分の第一次うつについて語りましたが、今日は第二次うつについて書き綴ってみたいと思います。
【当時自分が置かれていた背景】
無事に再受験を終えて獣医学科に入学した僕は、年下の同級生たちに交じりながら普通の大学生として日々を過ごしていました。
ノリで自転車部に入り、飲食店でのアルバイトをして生活費を稼ぎながら、頑張って授業を受けていました。
この頃は第一次うつのことなどすっかり忘れて日々の生活に没頭していたと思います。
【うつ発症】
それは何の前触れもなく訪れました。
ちょうど2年生前期の試験前の時期でした。
この2年前期の試験というのが結構重たい科目がそろっていて、かなり前から試験勉強をしておかないと落としてしまうと先輩から聞いていました。
勉強しなくてはいけないのに集中できない。。。
理由は分からないですが、そんなモヤモヤした日々を過ごしていたところ、突然知ってる人に会うのが怖くなってしまいました。
もちろん授業など出られるわけもなく、バイトも休んで、自分の家に閉じこもってしまいました。。。
この頃の生活は、昼間は特に何も目的もなくぼぉ~っとして過ごし、夜になって知り合いに出会う可能性がなくなる時間(深夜0時とか)に食料を買いに行ってました。
食料を買ってきても食事を毎食とるというわけではなく、必要最低限のエネルギーを摂取していたように思います。
というか腹が空かないw
自分でも焦って何とか授業でなきゃと思っていたのですが、気持ちだけ空回りして何もできない状態でした。
友達から連絡が来たり家に訪ねてきても無視をするという、そんな引きこもり生活が3か月くらい続きました。。。
【うつ回復】
ある日、自分の家に自転車部で仲良くしていた友達が訪ねてきました。
もちろん、僕は誰にも会いたくないので居留守。
でもその友達がしつこい!w
ずっとドアの前から色々話しかけてきます。
夏の暑い日なのにず~っとです。(5~6時間は居座られましたw)
その日は帰ってくれましたが、また次の日もやってきました。
そんな状況が続、僕は思い切って友達の話にこたえてみることにしました。
今でも覚えていますが、心臓バクバクで脂汗をびっしりかいていました。
普通に人と話すだけなのに変ですよねw
そんな普通のことをするのにかなりのパワーを必要とする状態でした。
はじめは10の話に1つ相づちを打つ程度だったのですが、次第に人と話をすることになれ、最後には鍵を開けて友達を家に入れていました。
その後、その友達のおかげで2年後期からまた学校に行くことができ、そのまま留年することなく無事に卒業することができました。
【第二次うつについて考える】
今考えるとこの2年前期の試験というのは自分にとってかなりのプレッシャーでした。
現役生より年齢的にビハインドをとっており(同級生は4~5歳下)、単位を落とす=さらに差をつけられる、と考えちゃっていました。
以前の大学でのポリシー、1つのAより3つのC、なんてどこかに吹き飛んでいました。
この単位落としたらどうしよう。。。
とか毎日のように無駄に考えてました。
今思うと、そんなこと考える暇あったら勉強しろ!!、と思えるんですけどねw
精神的にかなりのマイナスパワー出力状態でした。
こうして第一次うつと第二次うつを思い返して考えてみると、自分は結構プレッシャーに弱い人間なんだなと思いました。
マイナス思考からうつに陥る。
これが自分のパターンのうちの一つである気がします。
同僚のポジ男くんみたいな考えができればいいんですけどねw
↓これw
皆さんのうつのきっかけって何ですか?
過去の体験を思い出してみて、僕に教えてください!
うつと向き合うきっかけをお互いに作れればと思います。
さて、ここまで自分の2つのうつの話をしてきましたが、うつで悩んでいる方は疑問に思うことがあるかもしれません。
精神科に行ってない。
そうなんです。
どちらのシチュエーションも、再受験や友達といったきっかけをもとに、自分で無理矢理プラスパワーを放出して乗り切っていたのです。
こうしてうつというものの怖さをあまり考えずに、自分で頑張ればなんとかなると思っていたところ、次のうつと対面してしまったんです。。。
長くなったので、この話はまた今度したいと思います。
それでは!